自動車リサイクルパーツのパイオニア 株式会社旭商会

お問合わせ
0774-20-1188
Suspension

サスペンション(その1)
suspension

サスペンションとは

サスペンションまたは懸架装置(けんかそうち)は、主に車両において、 路面の凹凸を車体に伝えない緩衝装置としての機能と、車輪・車軸の位置決め、 車輪を路面に対して押さえつける機能を持つことで、乗り心地や操縦安定性などを向上させる機構。
基本的構成として車軸の位置決めを行うサスペンションアーム、車重を支えて衝撃を吸収するスプリング、 スプリングの振動を減衰するショックアブソーバーで構成される。
懸架方式は大きく分けて車軸懸架(リジッドアクスル・サスペンション)、 独立懸架(インディペンデント・サスペンション)、 可撓梁(かとうばり)式(トーションビーム式サスペンション)に分類される。

ショックアブソーバー

ショックアブソーバーとは、車体とサスペンションアームの間に設置して、スプリングの伸縮を減衰する装置である。
筒の様な形状で、筒の中にオイルを満たし、狭いオイル通路を設けたピストンを挿入する。
ピストンの軸はボディに繋がれ、筒の一端はサスペンションに繋がれる。
サスペンションが上下したり、ボディが上下するとピストンが筒の中で移動するが、 その時のオイルによる抵抗がスプリングの振動がいつまでも続くのを減衰する。
ショックアブソーバーは単筒式と複筒式の2種に大別できる。
単筒式は1本の筒の中にピストンとロッドを入れたもの。
単筒式はピストンが1個のみ、単筒式の作動は、 ピストンが下がるとオイル通路(オリフィス)から下部のオイルが上部に移動し、ピストンが上がると、 上部のオイルが下部に移動し、この時の移動抵抗が縮み側と伸び側の減衰力を発生させる。
単筒式は構造がシンプルで放熱性に優れ、倒立させての設置が可能などの特徴がある。
【引用】https://ja.wikipedia.org/wiki/ショックアブソーバー

単筒式ダンバー概念図

単筒式ダンバー概念図
 A:ピストンロッド
 B:ピストン(ピストンバルブ)
 C:外筒
 D:オイル
 E:フリーピストン
 F:ガス室


複筒式は主筒の外側を覆うように2重構造になっていて、 ロッドに設けられた主ピストンの他に底部にもう一つのピストンが設けられている。
複筒式では主ピストンが上がると、 単筒式と同様にオイルの移動抵抗によって減衰力を発生するが、 ピストンが下がる時は、底部の圧側用バルブで減衰力を発生するようになっている。
複筒式はフリクションが少なく、頑丈という特徴がある。
【引用】https://ja.wikipedia.org/wiki/ショックアブソーバー

複筒式ダンバー概念図

複筒式ダンバー概念図
 A:ピストンロッド
 B:外筒
 C:内筒
 D:ピストン(ピストンバルブ)
 E:オイル
 F:ベースバルブ

スプリング

スプリング

サスペンションに使われているスプリングのことで、コイルスプリング、 リーフスプリング、トーションスプリング、空気ばねなどに大別できる。
車体の姿勢制御と衝撃の緩和が主な機能になる。
スプリングレート(バネの硬さ)・自由長(バネの長さ)・許容ストローク(稼働範囲)などで性能が決まる。
コイルには、上下でピッチが変わる不等ピッチや中央と両端で直系が変わるたる型など巻き方にも種類がある
【出典】https://clicccar.com/2019/07/29/889930/

エアーサスペンション(エアサス)

エアスプリング付きショックアブソーバー

金属のスプリングの代わりに空気ばねを使用したもの。
充填する空気の量で、車高を上下したり乗り心地を変化させることできる。
純正品は乗り心地向上のため、社外品は車高を下げるために使用されることが多い、 路線バスなどでは、停車時に車体を傾けて乗降しやすくする機能もエアサスで行う。
【出典】https://www.weblio.jp/content/エアスプリング付きショックアブソーバー

その1 その2 その3
ページトップへ戻る